「うわ~っ」、と思わず声が出る報告書。
3月ももう終わり。開花宣言は今日か今日かと待ち侘びるもどかしさも、桜を一層楽しみにしてくれますね。
一昨日、6ヵ月の定期コンサルの経過報告書をまとめて会社様へお届けしました。社長様と整理美化担当リーダーと私の3名で、ミーティングの振り返り、進捗の確認等をお話ししている時に「うわ~汚い!」と社長様から声があがりました。コンサルに入らせていただく際に撮った記録写真を眺めながら「こんなに汚かったんですね、その時には気づいてなかったということですよね」とおっしゃいました。
オフィスが段々整理されていくと、少しずつ整理・改善は進んでいるように感じるのですが、あそこもここもあれもこれもと改善すべき課題が次々に見えてくると、なかなか整理・改善の成果が出ているのか実感できない時期があります。ですが、整ったオフィスに一度身を置いてしまうと、もう昔のことは思い出せません。お仕事環境改善に取り掛かる前の写真と現在とを比較すると明確に違いが分かります。また、見た目も、業務の仕組みも整ったオフィスでは、不必要なモノや業務のムダ・ロスを見つける目が培われ整ったオフィスを維持しようというアクションに繋がります。この意識・行動が5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)のしつけ(=習慣・改善の維持)にあたります。
企業様のお仕事環境改善は日常業務をこなしながらのプラスαのアクションが必要になりますので一朝一夕にはいきません。リーダーだけが頑張っても上手くいきません。社長様社員一同様一丸となって中長期的なスパンで協力しながら取り組む必要があります。時にはそれぞれの思いをぶつけあいながらミーティングを重ね課題解決のためにアイデアを出し合います。そして課題を1つ1つクリアにしていく。それは会社・チームの結束力を高めていく絶好のチャンスにもなります。お仕事環境改善は、会社内の空間・業務を見直し、適切なクオリティへ変えるきっかけになります。整理整頓から生まれる効果、オフィス環境と働きやすい仕組み作りの重要性に気付いた会社様から「お仕事空間改善」を始められています。
こちらの会社様(金融)では、今後オフィスレイアウト変更と現在進行形の課題についてフォローを行っていく予定です。
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